「REED工法」は、突起付きH形鋼と高耐久性埋設型枠（SEEDフォーム）を使用した鉄骨コンクリート複合構造橋脚の構造形式と施工法です。突起付きH形鋼は、主鉄筋の代わりに配置して引張力を負担し、またSEEDフ ォームは圧縮力を負担することができます。橋脚の設計は鉄骨を等価な鉄筋に置き換えた鉄筋コンクリート方式で行います。
施工手順は、鉄骨の建込み、帯鉄筋を組込んだSEEDフォーム函体の建込み、コンクリート打設、といった
単純化された作業の繰返しとなっています。SEEDフォーム函体は現場の作業ヤードで組立てることを基本
としていますが、SEEDフォームの製造工場などで組立てたものを現場へ運搬することも可能です。
施工手順は、鉄骨の建込み、帯鉄筋を組込んだSEEDフォーム函体の建込み、コンクリート打設、といった単純化された作業の繰返しとなっています。SEEDフォーム函体は現場の作業ヤードで組立てることを基本としていますが、SEEDフォームの製造工場などで組立てたものを現場へ運搬することも可能です。
H形鋼をフーチング内に建込みます。
鉄筋、型枠を組み立てた後、コンクリートを打設してストライプHを固定します。
SEEDフォームを下から順に建込みます。なお、SEEDフォームには帯鉄筋を組み込んでおきます。
脚柱部SEEDフォーム函体の内部にコンクリートを打設し脚柱部を施工します。
③～④の作業及びH形鋼の接続を必要回数繰り返し、脚柱部を完成させます。
支保工を設置し、梁部SEEDフォーム函体を脚柱部の天端に建込みます。
梁部SEEDフォーム函体の内部にコンクリートを打設し梁部を施工します。
梁部コンクリート打設後に支保工、足場工を撤去して下部工の施工を終了します。
